コヤマの技術
バリンダー
省力化マシン「バリンダー」
省力化の決め手を自社開発
専門メーカーならではの着想と技術で
「バリ取り」工程に革命をもたらしました。
世界の鋳造工場が注目。
省力化の決め手を自社開発。
鋳造製品の品質や精度を決める重要な工程「バリ取り」。労力を要す大変な作業であると同時に、職人の勘に頼る部分が大きかったこの工程を自動化する社内設備としてコヤマは、1972年に省力化マシン「バリンダー」の原型となる自動バリ取り機を開発しました。NC加工技術を組み込み、2種類の刃物を同時に稼働しながら精密で高速なバリ取りを実現する「バリンダー」は業界に新風を巻き起こし、コヤマが世界から注目されるきっかけをつくりました。
以来、自社開発製品として改善やバージョンアップを繰り返し、またサイズや用途に応じたシリーズを発表し、世界9カ国で特許を取得する工業機械として高い評価をいただいています。
鋳物の特性を知りつくしたマシン
精度、剛性、スピードに自信あり。
標準化によりコストダウンも実現。
「バリンダー」には、コヤマが創業以来蓄積してきた鋳造の高度なノウハウが集約されています。また、お客様と一体となって製品開発を行ってきた実績から、精度、剛性、操作性、スピード、そして工場内での省ペース化などユーザーニーズを的確にとらえた製品をお届けできるという強みがあります。当初は、お客様の生産環境に合わせたオーダー製品として製造していましたが、現在は製品として確立。標準化、量産化によるコストダウンも実現し、世界のお客様にご愛用いただいています。
受賞実績
自動化機械開発賞
昭和51年 第7回中小企業向け
日本強靭鋳鉄技術賞
平成3年 (社)日本強靭鋳鉄協会
日本強靭鋳鉄技術賞
平成13年 (社)日本強靭鋳鉄協会